数年前、プラっと車中泊での、行きあたりばっ旅をした。
走りながら改めて、一生懸命、時には命懸けで、道路やトンネルを作ってくれた人達に感謝の念が湧いた。
行った事の無い、少しだけ遠くの街へ、あちこち行って思った事。
世界って・・・意外と狭いかも?
そりゃそうだ、宇宙の広さを考えたら、この数え切れない星達の中の一つでしかない「地球」の上で暮らす私達は、言わばシェアハウスしてるようなもん。
それでも小さな私達が、生きてる間に見れる場所や行ける場所なんて、たかが知れてる。
やはり世界は、狭いようで広いのだ。
ある日ふと、いつか死ぬんだって事を考えた時に、まずこの地球から離れる事になるんだなぁって思ったら、なんとも言えず寂しくて⋯
ちょっと涙が出た。
「遠くの街へ」
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ところで⋯
死んだらあちこち何処でも行けるのかなぁ?
それなら無理して今行かなくても・・・とか思ってるんだけど(笑)
逃げたくなる
目の前の現実
寝逃げして
起きて絶望
あぁ
戻ってきちゃった(泣
って
変わってない現実に
また絶望
常に常に
今を否定し
未来に期待し
そのうち諦めて
頑張らなきゃ
駄目なんてこと無い
頑張らなくたっていい
そう言いながら
頑張る人を見るのは楽しくて
何だかすごい人に思えて
自分も頑張りたくなる
何この洗脳的思考
人は人なのに
逃げたって
神様はバチなんか当てない
罰するのはいつも
自分の中の
訳の分からない罪悪感
「現実逃避」
君は今
きっと変わらず
いつものルーティン
まだ
思い出してしまう
でももう
前程じゃない
最近
ちょっと驚いてる
ふと気づいて
ハッとするんだ
頭ン中に
君が
いない時間がある事に
「君は今」
雲一つ無い水色の空と
ただ一面 水色の壁
そう変わらなそうな
目の前の景色なのに
空ほど壁を
ずっとは見てはいられない
何故だろう
何が違うんだろう
見上げた空に問う
午後からどんより灰色の
物憂げな空は
ただ はらはらと
呟きを降らせる
「物憂げな空」
小さな命
って大体
その大きさで決めて
使ってる言葉な気が
命って
幾つあるんだろうね
無機質なものだって
命あるものとして
崇めたり
可愛がったりもする
ボディガードがつくような
世界の主要人物達が
手ぶら&パンツ一丁で
無人島に送り込まれたら
彼らのヒエラルキーは
どう形作られるだろう
誰が威張り出すだろう
体力ある人かな
頭のいい人かな
最後に残るのは
どんな人かな
皆仲良くなんて
多分
・・・ねぇ
って
そんな事ばっか
考えてる私は
吹けば飛ぶよな
小さなオバハン
「小さな命」