あまりにも沢山
曝け出したから
思い出し
記すもの全てが
貴方に繋がる
今もまだ
小さな光見つける度に
伝えたくなる
つい
貴方に・・・と
愛しさを持ち寄り
分かち合った時間
二人の物語は
ページを閉じて
もう
開かれる事は無い
人は
選ばなかった道に
嫉妬する
ねぇ
もしあの時
・・・
「もう一つの物語」
もうどれくらい
明かりのない夜を
過ごしているだろう
モニターだけが
照らす部屋は
無機質さだけが
ぼんやりと浮かんで
時々電気を点けるけれど
訳も無く怖くなって
またすぐに消してしまう
音を立てないように
声を出さないように
大声で笑わないように
大声で泣かないように
暗がりの中で
今日もまた
時が過ぎるのだけを
ただじっと待ってる
いつまで続くのか
分からない
孤立無援の毎日
助けは呼べない
もう
誰にも
また嫌いな
冬が来る
人生の早送りボタンは
何処にあるのだろう
「暗がりの中で」
たまには自分へのご褒美にと
小さなケーキやスイーツで
一人アフタヌーンティー
お気に入りのティーカップからは
いつもの紅茶の香り
優しくそよぐ風に触れられながら
庭のガーデンパラソルの下
マリーゴールドに集う
蝶々をのんびりと眺める
なんてのは
集合住宅で庭もなけりゃ
ケーキなんか食べると
牛乳飲みたくなるアタシにゃ
縁の無いシチュエーション
`,、('∀`) '`,、
「紅茶の香り」
愛してるよ
愛してるよ
愛してるよ
照れにさえ慣れて
おやすみの前には
必ず言ってくれた
貴方からの愛言葉
一生分聞いたような
そんな沢山の貴方からの
想いを乗せた言葉達が
春からのログに連なる
良かった日々は
夢だったのかと
本気で疑うほどに
刹那的で
誓われた言葉達が
離された手と共に消えて
何もかも嘘になった
あの夏の日
愛言葉は
哀言葉になった
「愛言葉」
落ち込んだ私の
話を聞いて
自分が解決してやろうと
親身になってる体で
あれこれ聞き出して
批判して自己満足し
アドバイス通りにしないと
立腹する人より
深くは入ってこず
ただただ聞いて
何も問わず
笑わそうと
変な格好してきたり
身を呈して
面白い写真を送ってきたり
あえていつものように
ふざけて貶してきたり
人生の場面場面で
真の優しさや思い遣りを
ふと考える時
思い出すのはいつも
そんな友達
「友達」