特別な存在

特別ってなんだろう
才能があるもの？
それとも美しいもの？

道端のたんぽぽも
精一杯咲いてるのなら
特別と言えるだろう

夢が醒める前に

薔薇の香りの紅茶
深いビターチョコの苦いフォンダンショコラ
隣には低い声で愛を囁く彼がいて
甘ったるい時が流れる。
お願いお願いとどんなに願っても
この夢は永遠には続かない。
せめて僕が貴方のものになるまで。
ねぇ夢が醒めないで欲しいと囁くのは
僕が彼の手をつかもうとしたのは
紅茶にぶつかって薔薇の香りが広がった時
頭がクラクラして僕は彼の求めるままに
ただただ堕ちていくように

星が溢れる

星が溢れるくらいの
気持ちを想いを
君に伝えたいんだ

どこにも書けないこと

君が新しく買ったノート
まだ一文字も書けずに
眺めているんだ

旅路の果てに

この先には僕が望んでいる景色がある
一歩一歩と重い足を前に踏み出す
君がいるから