どうしてあんなことを言ってしまったのか
思い出すたび何とも言えない気持ちになるけど
分かってたら言わなかったわけで
言ったから分かったわけで
そのときそのときの自分をちゃんと出して
体験して何かに気づいて
いまの自分をつくってきたんだなあ
後悔するのが怖いから
何も起きないように自分を閉じる
何も気づかないままなのが怖いから
何かが起きるように自分を開く
開いていきたいなあ
せっかく生きてるんだし
会社に行かなくちゃ
遅刻しちゃう
大雨でも
電車が止まっても
そういうものだから
そういうものだったのに
いちご農園は
月、金、雪の場合はお休み
そういうものってなんだっけ
行きたいんだっけ
枷を外したら
風に身をまかせたら
どこまで行けるんだろう
いまの自分は
これまでの自分の選択の結果
何かをするのも何もしないのも
続けることもやめることも
選んでいるつもりがなくても
それによって新しい道ができていく
あの時こっちを選んだから
うまくいっていないのかもしれないと
不安になると聞こえる
「すべての選択が財産になる」
「選んだ道が望んだ道になる」
失われた道で失われた時間もあれば
新しい道で新しく生まれる時間もある
今日はどこへ行こうか
一緒に遊ぼう
まだ帰らないで
あれやりたい
これはいや
全身で笑って
全身で怒って泣く
長靴でどぶをじゃぶじゃぶ歩く
ただの土手が秘密基地
自分の感情を隠すことを知らず
空気を読むことなど知らない
目の前のものをただ見て
なんでどうしてと不思議がる
子供のままで
一緒にいたい
いつでも隣にいたい
同じものを見ていたい
同じ音を聞いていたい
同じ香りに包まれていたい
同じ柔らかさに触れていたい
今日あったことも思ったことも
前向きな感情も後ろ向きな感情も
なんでも分かち合いたい
混ざり合いたい
溶け合いたい
生み出したい
寂しい会いたい
強くありたい甘えたい
自分を未来を信じたい
表のわたしが我慢した分
奥底のわたしが愛を叫ぶ