「もしも君が生涯のパートナーだったら」
今、目の前にある現実は
人生の目的や意味は
私の貴方に対する気持ちは
何か変わっていたのかな?
例え、今より最悪な未来が待っていたとしても
貴方を選んで、貴方に選ばれたいと
そう思ってしまうのは重症が過ぎると
危ない思考だと
頭では分かってる、理解(わか)ってる
だけど、想いが溢れて止まらない
お題『もしも君が』
一番、貴方に伝えたい言葉
一番、貴方に伝えてはいけない言葉
溢れそうになる想いを
そのまま唇から紡いでしまったら
私達は互いに今の立場のままでは
居られなくなる
全ての積み上げてきたものを
捨て去らないといけなくなる
私だけなら、まだいい
貴方に、そんなことさせたくない
そんな未来は望んでいない
だから、今日も想いを飲み込んで
心の奥底に沈める
深く、深く、ふかく…
沈めているはずなのに
毎日ふとした瞬間に
勝手に浮かび上がっては
喉元に出かかり私を苦しめる
あぁ、こんなにも辛いのに
甘く疼いて私を離してくれない
貴方なんか…
貴方なんて…
貴方、だから、
貴方、だけを、心から、
お題『I love』
①
包みこまれたまま
気持ちよく眠りたい
猫のように丸まって
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②
しとしと シトシト
優しく暖かな雨に
そっと背中を押され
柔らかな葉を芽吹かせる
木々や花々の
生命の喜びが溢れる春の日
天気予報が外れた!と怒りながら
雨宿り場所まで駆けていく
浴衣姿の男女の背中
花火は中止になって見れなかったから
そんなの悔しいから来年も来ようと
約束を交わし合う
毛布にくるまって
活字の向こうの世界へ飛び込む
秋雨が窓を叩く音が
主人公の哀しみに、
共に浸るのを手伝ってくれた
年の瀬、生憎の雨でも
こたつの上のミカンをむき
猫のように丸まって寝れる
この楽しみ、この癒しは
何物にも代えがたい
雨音に包まれて
季節が巡った
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お題『雨音に包まれて』
①は、ただの己の心の声
②は、雨のある風景×春夏秋冬×喜怒哀楽
美しいと感じるものは沢山見てきた
輝きの眩しい石、朝露に濡れた道端の花
陽の落ちる寸前の空や、洗練された美術品
その他にも、沢山、たくさん…
けれど
背中まで長く伸びた艷やかな髪
透き通った白い肌
切れ長の目
姿勢
歩き方
髪を結い上げる手の
ひとつ、ひとつの動きまで
美しいと、思ったのは
まして、ヒトに対して感じたのは
貴方が初めてだった
お題『美しい』
職場から最寄りの駅まで
職場から最寄りの飲食店まで
一緒に歩くようになり
一緒に行動するようになって
その後は、必ずしも職場からの道ではなくなり
待ち合わせた先から
知ってる店、知らない店まで
地図を頼りに歩いた
家族になってからは
家からスーパー
家から駅
特別な場所ではない
日常的に使う道も、一緒に歩いたよね
沢山の道を貴方と歩いて
多分、忘れてしまった道も多いけれど
通れば、きっと、ほとんど思い出せると思うの
そんな記憶と一緒に
私は今後、一人の道を歩いていかないといけないの
お題『君と歩いた道』