10/16/2025, 10:16:37 AM
「ねぇ、僕の星図見てない?」
「星図なんてなくったっていいじゃない。」
「その口ぶりは、何か知ってるね?教えてごらん。」
「だって、君は空ばかり。」
「しょうがないだろう。魅せられてしまったんだ。」
「そのせいで私は横顔ばかりよ、全く…。私の机の中よ。好きなだけ見たらいいじゃない。」
私の髪を一撫でしてから、彼は机へと向かう。
そんなもので、この気持ちが精算されるとでも思っているのか。
窓の緣に腰掛けて、彼はまた空を見上げる。
罪滅ぼしなのだろうか、星図を持っている手と反対の手は、私の手を握っている。
何度か振りほどいてやろうかと考えて、そして、彼の隣に座った。
絆されているのだ。
それに気づいて尚、私はここに居る。
私の愛は、これでいい。
10/16/2025, 10:00:21 AM
愛から恋を引いても、それは決して虚しいものではない
と信じたい。
10/13/2025, 6:12:41 PM
さようなら
歌って別れるわ
これまでの日々に
さようなら
10/12/2025, 11:27:16 AM
どこまでいっても、私は私だった。
私が私である限り、もう生きていることなどできない。
10/9/2025, 8:02:07 AM
強く抱き締めてしまった。
あるいは、
壊さないように、そっと触れた。
どちらも、愛する、それ故に。
どちらが正しいのかなんて私には分からない。