「未来が終わるんだよ」

学校だってあるしバイトのシフトも決まってる、
ライブの当落発表もまだだ

「未来が終わるんだよ！」

走り出していない、書き出していない、
眠っていない、

月明かりが落ちた、学校からの連絡、

譛ｪ譚･莠育衍も落ちた

未来は終わらなかった

自分のされて嫌なことは他人にしてはいけない
こんな当たり前のものを当たり前に、それも当たり前だとは気づけないほど根っこの部分に植え付けた
あたしの深くまでは潜ろうとしない、あくまで表面を照らしてくれる、だけれどさらに奥深くにいる

光よりも速い物質が存在するらしい、
あたしの日常を見透かしているこの物質は何を欲しているのか、
皆が東に向かっている時でもあたしが西にいることに気づいている、お前ならそう考えると言わんばかりのドヤ顔をまた見せてほしい

あたしが今、嘘を愛し続けているのは君がくれたトラウマに騙され続けているせい
現在進行形でのぼせていく糸に縋りつくように、
色褪せないように、
輝かしい"偽物"の色を集めて梱包する.mp4
嘘が、偽物が、虚構が、創造が、トラウマが、
君を想いださせる

なぜ私なのか、
別に私じゃなくてもよかったよね、
映し出したい嘘があるなら好きにすれば？
それまでここで影の流れでも見てるよ
ひまだし、