12/21/2025, 3:03:38 PM
降り積もる想い
クリスマスイブの交通渋滞
車内にはケーキとごちそう
君の前でお披露目する瞬間の妄想がはかどる
12/20/2025, 10:10:07 AM
時を結ぶリボン
わたしが生まれた記念に
母が産婦人科でもらったフォトアルバム
表紙には 本物の小さなリボンが貼り付けられた
赤ちゃんのイラスト
母は
もっと美人でお淑やかで賢くて優しい
誰にでも自慢できる娘がほしかったのではないか
12/20/2025, 1:03:11 AM
手のひらの贈り物
犬猫はテレパシーで会話ができると聞いた
香箱座りの愛猫に無言で差し出す左手
「致し方なし」という表情で
差し出された右前脚
心の片隅で
わたしだって
ワガママ気まま無頼漢のように
放蕩の限りを尽くして生きたい
けれど
わたしの心は あまりにも脆くて弱い
まるでむき出しの皮膚のようで
風が当たるだけで痛い
人間に生まれてくるのを間違えたのかもしれない
12/18/2025, 9:56:09 AM
雪の静寂
夜のうちに雪が降ったらしい
朝になると
太陽の熱でとけはじめた
軒下のつららから水がしたたる
水滴の音
水滴の音
静かな朝
12/17/2025, 9:52:30 AM
君が見た夢
君は時々 夢に見るのか
眠っている間に心臓が止まり
永遠に目が覚めなくなることを
人はいつか死ぬと分かっていても
それが明日かもしれないと思うと
やはり君でも耐えられないのか
子どもの頃は
当たり前のようにあった生存への自信
老いてくると 生存にはつど確証が必要になる
しかし その確証すら危うい
誰も保証してくれないから
だから君は
わたしにすがろうとするのか
わたしの優しさに 思い出に
ふざけるな
わたしを巻き込むな
わたしはお前とは一緒に死ねない
わたしの人生はわたしのものだ
これ以上 一緒にいることはできない
君を失った時
わたしは後悔するだろう
きっと
でも
それでもいい