玉蜜

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11/27/2025, 10:01:02 AM

時を繋ぐ糸



私が持っているこの本は

ドイツの哲学者 ショーペンハウアーに

つながっている

本は時を旅する舟

時空を超えて

知の巨人たちに会いに行ける


#ショーペンハウアー
#難しい
#何言ってるのかわからん





心の深呼吸



睡眠が足りないときに現れる

脱衣所の幽霊たち

わたしの危険察知センサーは壊れている

こわい こわい こわい こわい

たすけて たすけて たすけて たすけて


落ち着いて

息を整えて

あなたの心と体は「いま」ここにある

どこにも行かないで

これ以上は地獄の淵を超えてしまう

11/26/2025, 9:34:03 AM

落ち葉の道



あんな何もないところで

よく遊べたものだ


こどもみこしをひいて

毎年のぼった秋の山

山の空き地の小さな公園

防火用の池

外から丸見えの公衆トイレ

小さな神社


森の中

そこかしこに落ちている落ち葉

こどもたちは喜び 勢いよく蹴り上げ

踏みしだく 寝ころぶ

11/25/2025, 9:30:33 AM

君が隠した鍵



君はいつもそうだ

見つめ合うとすぐに目を逸らしてしまう

僕には君の瞳の奥の

心の錠前が見えているよ


あけさせてくれないか

それとも誰かに心を開くのが怖い?

誰だってそうさ

でも大丈夫

どんな姿の君でも

僕が全部抱きしめてあげる


声が震えているね

指でなぞれば ほら

でも どうか怖がらないで

さぁおいで

僕の瞳をみて

11/23/2025, 9:33:41 PM

手放した時間



あなたが初めて買ってくれた

ベネチアングラスの青いペンダント

どこに行く時も身につけていた


けれどもう

このペンダントは

私の首には重すぎて

11/22/2025, 12:32:29 PM

紅の記憶



あかい橋

あかい柱

あかい門

あかい額

長崎新地中華街




夢の断片



明るい庭

真昼のまどろみ

目を覚ますと

老婆のわたし

目の前には

かつての彼

その姿は昔のままで


「久しぶりだな」

「久しぶりね。何十年ぶりかしら」

「さあな、わからん」

「わたしはもうおばあちゃんなのに、

あなたはいつまでも若くて素敵ね」

「お前だって昔のままだよ」

「迎えにきたの?」

「そうさ」

「これからはずっと一緒?」

「そうさ、みんな待ってる。早くおいで」


差し出された大きな手

しわくちゃなわたしの手で握る

彼は強く握り返してくれた


そこで目が覚めた


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