6/27/2025, 9:33:00 AM
最後の声
毎朝遅刻ギリギリで会社に出勤するわたし
それを見たベテランおじさん社員
「もう出社時間過ぎてない?」
ギクッ
いや、今日はたまたま数分オーバーしただけだし…
でも、うーん やっぱりよくないよなー
明日からはもっと早めに家を出よう…
それから3ヶ月間、わたしは遅刻せず
ちゃんとした時間に出勤できるようになった
その間、おじさん社員は
病気を患い この世を去った
6/26/2025, 4:40:15 AM
小さな愛
うちの飼い猫は
よくネズミのおもちゃをくわえて
わたしのもとに近づいてくる
そしておもちゃをわたしの前でポトリと落とす
聞いた話だが、猫は人間のことを
狩りができないどんくさい猫だと
思っているらしい
6/25/2025, 9:30:09 AM
空はこんなにも
空はこんなにも 広くて 青い
憎たらしいほどに
自分の心は石のように
冷たく固まっているのに
6/24/2025, 9:44:00 AM
子供の頃の夢
生まれて初めて抱いた夢は
お嫁さんになることだった
きっと深い意味はない
花嫁姿に憧れたからかもしれない
もう忘れた
でも
大人になればなるほど
お嫁さんになるメリットを見失っていく
大きな理由はあれだろう
専業主婦であるわたしの母親が
まるで囚われの身に見えるからだろう
本人はそんなつもりはないだろうけど
わたしからはそう見える
お嫁さんって なんだか楽しくなさそうだなと
今では漠然とそう思っている
6/23/2025, 9:36:30 AM
どこにも行かないで
デートが終わりに近づくと
決まって言われたこと
「ほら、また悲しそうな顔をしているよ」
そうでしょう わかるよね
なんでそんな顔をしてしまうんだろう
わたしにだってよく分からないよ