麦わら帽子
葛葉「姉ちゃんが夏にかぶる麦わら帽子が好きだ、姉ちゃんに合っている。姉ちゃんはまさにひまわりだ、太陽みたいに明るくてひと風吹いたくらいじゃ倒れない強い体、それにちょこんとのる大きい麦わら帽子。姉ちゃんその麦わら帽子去年の夏風に飛ばされて落ち込んでたよね…姉ちゃんお誕生日おめでとう1日遅れたけど麦わら帽子プレゼント」
ひまわり「ありがとう!!葛葉!大切にするね!」
蝶よ花よ
蝶よ花よと育てるからな
叶「僕の鼓動が大きく鳴った」
叶「4歳を迎えた次の日起きたら知らない道で段ボールの中にいた。すぐに理解した。あ、僕捨てられたんだと、悲しくはなかった
最初から決まってた
葛葉「最初から決まってたのに…なんで、なんで…!」
葛葉「叶は人間だ、だから俺より早く死ぬ。わかってたそんなことわかってたのになんで関わろうとした?必ず悲しい思いをするのに。」
葛葉「好奇心に負けた、叶に近づいた、叶は恐ろしい悪魔になってしまった、身を守るため殺してしまった」
葛葉「身を守るため?仕方がなかった?そんなの言い訳に過ぎない死んでまで一緒にいるのが相棒ってもんじゃねぇのかよ、ましてや殺すなんて…」
どんだけ後悔しても反省しても謝っても死んだら帰って来られないんだよ?葛葉
葛葉「最初から決まってたけど俺がそれを早めたなんで…なんで…殺しちゃったんだ…」
葛葉が僕に襲うように仕向けたからね♪僕は葛葉の悔しがってる顔だぁいすき♡
太陽
全ては何かを失い続けながら生きているんだよ?
叶「昔母に、太陽の様に生きろと言われた明るく元気に育って欲しいからだそうだ。でも僕は思った、太陽って自分の身を滅ぼしてるから綺麗に輝いているんじゃないかと、犠牲の価値が高ければ高いほど綺麗に美しくなることができる。でも僕は違う僕は醜くてもいい酷くてもいいただ大切なものを大切なものにしておきたい」
鐘の音
叶「鐘は朝7時と昼12時と夜12時に鳴る、神父の僕が鳴らしている。そしてそのちょうど1時間後ぴったりに教会のドアを叩く者がいるシスターサーシャだ、いつも夜になると化け物が徘徊し、町を壊すので僕とシスターサーシャで町を守っている。」
ドンドン!
叶「今日も来たかと思ったが時間がおかしいいつもは1時間後ぴったりだが30分早いそれにノックも力強い普段、コンコンだがどう考えても今のは間違いなくドンドンだった」
葛葉「叶開けろ」