世界の終わりに
君と一緒にいられるなら
僕は最期までカッコつけて
世界を救うことだって
できそうな気がするよ

今が最悪なら
あとは良くなるだけだよ だとか
なんておめでたい考えだろう
最悪は常に
更新されていくというのに

あの樹の下に
けして誰にも
言えない秘密
ぼくの死体も
そこに埋めてね

あなたがいなくなって
この狭い部屋にひとりきり
部屋が広かったら
きっとこの寂しさに
耐えられなかった

あの人への気持ちは
憧れとか、尊敬とか、
そういう類のもので
恋なんかではなかった
決して、恋なんかでは