9/29/2024, 10:17:41 AM
時計の音が聞こえる。
ただ、時計の音が聞こえる。
心臓の音が聞こえる。
トクトクと鳴っている。
“静寂に包まれた部屋”
9/28/2024, 11:50:27 PM
君と手を繋ぐ。
あと2分。
そこの角を曲がれば、マンションに着く。
“別れ際に”
9/27/2024, 11:05:18 AM
野原の小道を歩いていると、
パラパラと雨が降ってきた。
「雨だ!」とミクは叫んだ。
傘なんか持ってないから、私
たちは急いで大きな楠の下までかけていった。
「あーあ。濡れちゃった」
私が言うと、ミクは「すぐに乾くよ」笑った。
「あ、雨止んだよ!通り雨だったみたい」
私たちは手を繋いで家までの道を歩き出した。
“通り雨”
9/26/2024, 10:23:40 AM
先週まで蒸し暑かったのに、
今週に来て朝ぐっと寒くなったのを感じた。
「あれ、寒い」とわたしはつぶやいた。
「これは、秋なのか?」とみっちゃんがつぶやいた。
「さあ?でも夏でもなさそうだね、蒸し暑いけど」
二人して笑い合った。
木々が色づけばきっとわかるだろう。
「秋が来たよ」と教えてくれる。
“秋🍁”
9/25/2024, 11:28:59 AM
朝。大きく窓を開くと、
そこにはどこまでも水平線の美しく海が見えた。
港町だから、カモメの鳴き声がしたり、
貿易商の人々の声が響いている。
どこかで屋台でもやっているのか、
美味しそうな香り海風といっしょにしてきた。
新しい1日。まずは何を食べようか。
“窓から見える景色”