手を繋いで


誰も見たことがない
この惑星の終わり
ふたり肩を寄せ合って
月がなくなるのを見ていた
届かない願いを星に
凍える手をそっと繋いだ
明日は来るの？
答えられずに空を見上げる
今はただ静かに見届けよう

君を探して


見たことのない空の下
やまない雨に濡れながら
傷ついた身体で彷徨う
どこにいるのかさえ
わからなくても
心の奥で叫んでる
君の名前を呼んでいる
必ず見つけだすから
僕のことを忘れないで

約束


交わしたのは
とても小さな約束
いつか叶うと信じて
うなづいた
星空のした
思い出すのは
あのときのきみの瞳

一輪の花


僕の中にしまってある
内緒の本の一頁
モノクロの世界に
色鮮やかな一輪の花
静かに微笑むそれは
たいせつな
たいせつな
キミの笑顔

魔法


いつだってかけられる魔法
つらいときも
かなしいときも
その言葉は私だけが知ってる
ココロがあたたかくなる魔法
どんなときも
空を見上げて笑ってみる
私だけが知ってる魔法