勿忘草

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8/14/2024, 10:19:33 AM

自転車に乗って


海岸通りをはしる
誰もいない砂浜は
もうすぐ秋の気配
夏休みが終わる頃
少しだけ大人びた
君の横顔に何故か
ふとさみしくなる
日が暮れて夕焼け
さよならまた明日

8/13/2024, 10:13:21 AM

心の健康


降っても晴れても
泣いても笑っても
消えても灯っても
寝ても醒めても
ひとりでいるときも
誰かといるときも
そのぬくもりが
僕を笑顔にしてくれる
いつだって
あたたかくなれるのは
いつもキミがいるから

8/12/2024, 10:09:07 AM

君の奏でる音楽


いつだって聴こえてくる

君が僕に教えてくれた
だから立ち上がれる
だから頑張れる

君のうたは優しくて
とても強くて
とてもあたたかい

どんなうたより素敵な
君が奏でる

「おかえりなさい」

その笑顔が見たくて
ドアを開けるんだ

8/11/2024, 12:27:12 PM

麦わら帽子


夏休み 蝉の声 少しだけやけた肌
日が暮れるまで
貝殻を拾い集めたり
砂浜を駆け回ったり
畑のお手伝いをしたり
ぼんやりと記憶をたどってみる
どこへ行くにも一緒だった
妹とおそろいの麦わら帽子
いつから被らなくなったのだろう…
カラリ…グラスの氷が溶けて
窓の外の陽射しに目を細める

8/10/2024, 11:04:39 AM

終点


最終電車に乗る
行き先はきっと知らない街
いつの日か思い出したら
そんなこともあったねって
空を見上げてほしい
このままそこで
君に逢えなくても
僕は祈って過ごすから
この時計が止まるまで

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