子供のままで


いつまでもここにいられたら…

ある日それはやってくる
自分で扉を閉めて鍵をかける日

新たな扉の向こうは
時間の流れが目まぐるしい
長いように思えたのに
あっという間に過ぎて行く

あの扉の向こうの僕は
今でも無邪気に微笑っている

愛を叫ぶ。


うれしい事があったとき
かなしい事があったとき
ふと思い出す君の名前を
そんなときに呼んでいる

モンシロチョウ


静かに花から花へ
ひらひらと舞うように……

君は
白いドレスがとても似合うね

忘れられない、いつまでも。


コドモの頃のことも
オトナになってからのことも

よかったことも
よくなかったことも

記憶の端っこにある
いろいろなこと

忘れたいこともあるのにね

一年後


先のことなんて
わからないけれど
ひとつだけ
叶えたいことがあるんだ

あなたが笑顔で
いてくれますように……