愛されていることを思い出す。


「私の名前」

匂いも味も音も色も
わたしが受け取る全て
私だけのものだから
名前をつけたくなる
愛しいもの

「私だけ」

わたしの心が満たされたらゴール。


「この道の先に」

夏

1番好きな季節
緑の匂い 塩っぱい匂い 煙の匂い
誰かと会いたくなる
懐かしい気持ちでいっぱいの夜
きらきら ズキズキ しゅわしゅわ

苦しい 見えない 届かない
息ができない
同じ世界のはずなのに
意識が遠のく
光 空気 わたし
ここではないどこかへ無性に逃げたくなる
ああ。魚だったのか。