11/2/2023, 12:38:48 PM
中庭に寝転ぶ日陰ぬるい初夏
雨上がりのアスファルトを遠くに嗅いだ
思い出を薄いベッドの中で反芻しては深く息を吸おうか
(眠りにつく前に)
11/1/2023, 10:50:39 AM
鼓動が酷く緩慢に鳴る
誰もいない線路横に横たわった
軋む音も鳥の声も聞こえない
時間は風を揺らすのをやめて
私を一瞬に閉じ込めていた
(永遠に)
10/31/2023, 10:58:06 AM
何も無い満ち足りた白に足音が
私が消えて理想郷になる
(理想郷)
10/30/2023, 12:23:26 PM
息やめた今になってシーツと秒針の音
(懐かしく思うこと)
10/29/2023, 12:37:49 PM
分岐の片方想像しては心陰り諦めの日向
(もう一つの物語)