七雲

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7/11/2024, 10:03:46 AM

1件の未読LINEがあります。
そう通知がきた。
私はどうせ公式からはなにかきたのだろうと気にもとめなかった。
それがいけなかったのだろう。
母が死んだ。
その報告LINEだったのだ。
私は絶句した。
それと同時に残念な気持ちになった。
「あーあ、母さんが先に逝っちゃったか。」
「賭け、負けちゃった。」
そう呟き、私は仕事に戻る。

お題『1件のLINE』

7/10/2024, 10:37:57 AM

目が覚めると、そこは森で私はスライムで、、
「はぁ!?私ってただの大学生でしょ!?」
とっさにそう言うと、、ある声が
『貴方は生贄に選ばれたのですよ』
と、、、ついでに
『スライムだなんて可哀想に』
とも言われた。私はどうやらスライムになってしまったらしい、、、、
そして、その言葉をかけてきたヤツは神らしく、、神曰く私が転生した世界ではスライムの種類が大量にあるらしい。
、、、これはやるしかないな✨
「スライムの種類全制覇、、してやろうじゃないの!✨」
私はそう言ったしかし神は
『やめておいた方がいいのでは、、!?』
『貴方でも、、無理では、、!?』
、、、無理、、だって?
「愚問だねぇ、、、私はゲーマーだぞ」
「しかも、収集欲は強い方だまかせろ✨」
さぁ、ここから私は敵を倒し色んなものを取り込んでたっくさんの種類のスライムをつくってやるのだ!!✨

お題『目が覚めると』

7/9/2024, 10:12:24 AM

「勉強出来て凄いね!✨」
「運動もできるなんて羨ましい!!✨」
、、、、、ある日、そう言われた。
突然、なんだと思う私を他所にその人達は繰り返してくる。本当になんなんだ。
、、、、あぁ、分かった。取り入ろうって魂胆だ。読めた、読めてしまった。
、、、、、、、単純だなぁ。そう思いながら私はつまらなそうに窓の外を見つめた。
今褒められたことなんて、私にとっては当たり前。
出来なくてはいけない最低ラインなのだ。
、、、、私が凄いんじゃない。私は私の当たり前の最低ラインの事をやっているだけ。
出来ていない貴方達が駄目なだけ。
そう思いながら私は今日も窓の外を見つめる。
つまらなそうに。

お題『私の当たり前』

7/8/2024, 1:10:04 PM

街の灯り、幸せな人達の笑い声
この輪の中に私はいない。私は貧しいから、屑だから。
皆が履いてる靴を私は履けない。皆が沢山持っている服は私には1着しかない。
「、、、、マッチ、いりませんか」
消え入りそうな声でこう呟いた。
誰も振り向かない。当然だ。
、、、もう、疲れた。消えてしまおう。
そう思った、、、思ってたのに
、、、、また、逝けなかった。
「はぁ、、、いつになったら楽になれるのかな」

お題『街の灯り』

7/7/2024, 10:05:49 AM

今日は年に一度の大切な行事
今日だけは晴れて欲しい
そう思うのは私達人間だけでは無いようだ
もしかしたら織姫様と彦星様もそう願っているのかもしれない
だから私は短冊にこう書いた
「七夕の日はよく晴れますように!」
これで、晴れてくれるはず!
、、、、と娘に言われた、私はそうだねと笑いながら返した。我ながらなんと良い娘を授かれたのだろうと思えた。このまま心優しい素直で良い子に育って欲しい、、、、
私は短冊にそっと書き込んだ。これは娘には内緒の願い事だ

お題『七夕』

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