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10/24/2024, 10:12:11 AM

待って

みんなに追いつけないよ

僕の足が遅いのか

みんなの足が速いのか

スタートの位置が違い過ぎたのか

僕はまだみんなに追いつけない

行かないで

待って

待ってよ

ねえ


僕を置いていかないで

待って

待って


待って

10/23/2024, 11:06:05 PM

見ろよ

あの青い空

白い雲


どこまでも続く
あの空の向こうに

小さい頃
憧れていた

星がね

たくさんあるんだって

数えきれないんだって

すごいねえ

見たいねえ

ーそうして
大人になった僕は

今も空を見上げている

寒くなったなぁ

枯れ葉が舞う

秋か

秋なんだな


高い空に

雲が浮かぶ

明日は雨だっけ

横断歩道を渡り切って

道を歩く

僕はまだ

子供の僕を

忘れてはいない

10/21/2024, 10:05:54 AM

泣く

泣く

泣いて

声が枯れるまで 泣いて

でも

心の穴は

広がるばかりで

今も

まだ

心は泣き止むことなく

何が辛かったのかすら忘れて

10/20/2024, 10:19:31 AM

あの日
みんなと宅飲みしに行った
彼は焼きそばを作ってくれて

みんなは人生ゲームを楽しんだ

焼きそばを食べながら
私は初めての人生ゲームで
何だか分からないうちに勝ってしまった

解散して

雨の中を当時の彼氏と帰った

それから何年か



いや 深夜

寝ているところに電話がかかって来た

俺さ 今帰って来たとこ

ただいまーだよ

これからラーメン作る

眠い目を擦り

私は うん と
呟くように頷いた

当時同棲していた彼氏が起きて来て

誰 切って

と 言われた

学生時代
宅飲みに誘ってくれて
焼きそばを作ってくれた彼だった

こんな時間にかけて来るなんて
非常識極まりない



彼氏は激怒した

着信拒否のあと
電話番号を消されてしまった

恋だった

私の中の淡い恋は

終わってしまった


始まりは
雨の日だった

10/19/2024, 10:20:52 AM

いつのまにか

彼氏との波長が
合わなくなっていた

すれ違って行く


私は自然消滅する
炭酸の抜けたソーダ水のように

のんびりと
彼氏から方向転換した

仕事

仕事

仕事

忙しくなって

しゅわしゅわのソーダ水のように
日々を過ごした


地面が泡立つように
土砂降りの雨の日

彼氏からLINEで
別れよう と

連絡されて

はい



答えた

しゅわしゅわと
慌ただしくそのまま過ごして

夜の寂しさは
缶チューハイで飲み干した


好きになってくれる人
居ますか

ってSNSに
病んだ言葉を使って

独りぼっちを
噛み締める


でも
大丈夫

きっと

次がある


たぶん

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