「幸せに」という言葉にはその人のストーリーが見えてくる
幸せになりたい
あなたに幸せになって欲しい
幸せでいたい
幸せになっていますか?
だが少し言葉を換えるだけでまったく別の意味になってしまう
幸せにならないで
幸せじゃなくなればいいのに
さて、あなたはこの「幸せに」という言葉をどう使いますか?
#幸せに
あの子は天才だ
生成優秀、スポーツ万能、おまけに顔もよい
性格も良く誰に対しても平等
でもそんな彼女に対して悪口を言ってくる輩は残念ながら一定数いる
「あいつうざくない?」
「分かるー」
「きっとなんの努力もしてないんだろうね」
「私達のこと絶対裏で馬鹿にしてるよね」
彼女たちは分からない
あの子が裏でどれだけ努力してどれだけ苦労してどれだけつらい思いをしたか
でも誰も分からない
その何気なさがどんなに大変だったかを
#何気ないふり
どんなに悲しいことがあっても感情を表に出さずに生きてきた
親を事故で失ったときもいじめでペットを殺された時だって私は泣かなかった
「なんであの子、泣いていないの?」って...
だって泣いたらその事実を認めてしまうから
もし認めなかったら...なんて馬鹿みたいなことを考えていた
でも人間感情を一切表に出さないなんてそんなの絶対に無理なことに今気がついた
あなたのその優しい笑顔、言葉、目で私はついに泣いてしまった
今までためていたぶん止めようと思っても止められなかった不安、怒り、恐怖、苦悩、寂しさ、すべてがあふれ出てきた
私はあなたがあの時あなたに見つめられたから変われたんだ
#見つめられると
好きじゃないのに意識してしまう
でも突然彼が好きだってことに気がついた
でも告白するのは恥ずかしい
なんていってずっとずっと告白しなかった
告白していれば何か変わったかもしれないのに
でももう遅い
私はずっと自分の気持ちだけ
彼の気持ちを考えたことがなかった
彼はあんなに苦しんでいたのに
いなくなってしまうまで気づけなかった自分が憎くて堪らない
僕はいつも一人ぼっちだった
友達は出来たけどいつも何かが違かった
そんなときに君とであったんだ
君は僕と同じように一人ぼっち
君と過ごしているとなんというか...こう何かが違かったんだ
もう一人ぼっちじゃない
二人ぼっちなんだ