彼女はとても憤慨していた。なぜなら…

彼女が大好きな彼にとって彼女は守られるべきものだと思っていたから

だけど彼女は守られるだけでは嫌だという強い人だった

彼女も彼に頼ってほしかったのだ

彼は悪くない

それを彼女は分かっている

分かっているからこそ

行き場のない怒りを覚えてしまう

私からすればどちらも悪くないと思う

さて、彼女になんで声をかけようか

どうやって元気づけようか

親友の私が話を聞いてあげよう

おうち時間でやりたいこと

本を読んだり、ゲームをしたり、動画を見たり

大好きなあの子のことを思い浮かべたり

なんてね

子供のままでいたかった

「ずっと一緒にいよう」

あなたのその言葉を

根拠もなく信じ続けられる

子供のままでいれたらよかったのに…

向日葵のような君へ

僕はあなたを愛してます！

あ、モンシロチョウが飛んでる

私の大好きなあの人の肩にとまった

彼は気づいていない

いいなぁ

私もあれくらい彼のそばにいれたら良いのに