夜も街灯に照らされて明るい。
キラキラ輝いてる。
あたしには、眩しすぎて。
あたしには、不釣り合いなこの街。
あたしは、この街から逃げ出したい。

家から逃げ出したい。
あの人の声を聞きたくない。
貴方のことを愛すのやめろって言う、あの人ところから
逃げ出したい。
そして、貴方と幸せになりたい。

いつもより少しだけ早く起きた特別な朝。
朝日が昇るより前に起きた特別な朝。
貴方よりも早く起きた特別な朝。
貴方は、まだ眠ってる。
今日は、あたしが朝ごはんをつくろうかな。

貴方に『嫌い』って言われた。
『嫌い』だなんてあたしの幸せな世界は終わってしまう。
あたしは貴方になにも悪いことはしてない。
貴方にまとわりつく悪い悪い害虫を殺しただけ、何も悪いことはしてないのに。
なんで、なんで、嫌い？
あたしの世界はそこで終わってしまった。

虫の死体を見た最悪。
最後の一個のシュークリーム食べれなかった最悪。
テストの点数が低かった最悪。
怒られた最悪。
あの子が死んでしまった、、、、、最悪。