SunFlower

Open App
2/15/2024, 1:08:22 PM

10年後の私から手紙が届いた。
未来を変える助言も、人間関係のことも、全てが書かれていた。
あなた(私の事)は、これからあの人のことをすきになるけど、浮気をするからやめた方がいいとか、その日は、事故に巻き込まれるから、外に出ない方がいいとか、結構重要なことが書かれていた。

その事故に巻き込まれると書いてあった日、本当にニュースでその事が報道された。
手紙を読んでよかったと思った。
私は、なにかに取りつかれたように、手紙を書き始めた。なぜかペンがスラスラと動く。言葉に詰まったりはしない。
宛先は、10年後の私だ。

~10年後の私へ~
手紙ありがとう。
あの手紙を読んだから、事故にも巻き込まれずにすみました。もっと良い人にも出会えたし、あの手紙を読んで正解だったと思います。
けど、自分の人生なので、自分で色々なことを考えて、行動していきたいなって思います。
~10年前の私より~

こんなことを書いた。もう、未来の私からは、手紙は届かないだろう。少し寂しい気もしたが、後悔はしていなかった。未来が分かったらつまらない。
自分がやりたい人生を送らなきゃ、つまらないじゃないか。

2/13/2024, 11:52:47 AM

待ってて!
動かないで、そこで待ってて!!
あなたがそこから1歩でも離れてしまったら、もう二度と会えない気がした。
もし、明日会えたとしても、今日のあなたとは違うあなたになってしまう気がした。
優しいあなたも、幼いあなたも、強がりなあなたも、無口なあなたも、明日には、全く違う別人になってしまいそう。
そんなことになったら、私も変わってしまうよ。
別人になってしまうよ。
あなたに好きでいてもらえなくなってしまうよ。
あなたが変わってしまうのも怖いし、私が私で居なくなるのも怖いよ。
私には、どうしようも出来ない。
今を変えようとしても、明日を変えたくても、私には無理だよ、できないよ。
あなたを好きでいられるかも分からないのに、明日が、1秒後がどうなるのかも分からないのに。
叶わないことも知ってるし、ただ見ているだけのあなたなのも知ってるけど、諦められないよ。
けど、今は、せめて今だけは、あなたを好きでいていたいから、変わらないままでいたいから、もう少しだけそこで待ってて。
私もずっと、あなたのことを待ってるよ。
当たり前が変わるのは怖いもんね

2/12/2024, 1:36:53 PM

お題がちょうどいい感じなので伝えようと思います。
私の将来の夢は、小説家になることです。
今、自分で小説を書いています。
まだ学生なので、大人になったら、自分で書いた小説をみんなに読んでもらいたいなって思ってます。
頑張ります(ง •̀_•́)ง
本の隅っこに描いてある挿絵も、絵が好きなので、自分で描くつもりです。

2/9/2024, 11:52:32 AM

花束は、いろんな花が束ねられている。
暖色の花も、寒色の花も、明るい花も、寂しそうな花も。たくさんの花がひとつにまとめられている。

明るい花が、寂しそうな花に「どうしたの?」と聞いた。寂しそうな花は、「悲しいの、なんでか分からないけど、ものすごく悲しくて寂しくて、ちょっと怖いの」と言った。明るい花は、「悲しいことも、寂しいことも、ちょっと怖いこともあるけど、自分に自信を持てば、ちょっとだけ嬉しくなって、楽しくなるよ」といった。寂しい花は、少し自信をもらった。
自分では好きじゃなかった水色の花びらも、好きじゃなかったジャスミンみたいな香りも、自分の個性だと思った。

花束は、ひとつだけど、束ねられている花は、それぞれ色々な色があって、個性がある。

2/8/2024, 3:09:54 PM

「スマイル」私はそれを、その場しのぎのための武器として使っていた。
辛い事があると、すぐに笑顔で誤魔化した。
嫌なことをされても、どうしても「やめて」とか言えなくて、すぐにニコッと笑って済ましていた。
けれど、それで嫌なことも、辛いことも、悩みも消えることはなく、なんだか、エスカレートしていくようにも感じていた。
時と場合によって、私はスマイルを剣としても、盾としても使っていた。
そのおかげて、作り笑いが上手くなってしまったようだった。
それが本当に嫌だった。
あれほど素敵で、輝くのが何よりも魅力な笑顔を、
そんなことに使ってしまう自分が、どうしても気に食わなかった。

Next