目が覚めるまでに
目が覚めるまでに
明日に引っ越さなきゃいけない
まだ今日にいたいのだけど
明日が怖くて嫌なのだけど
留まることはできないから
できないことはないんだろうけど
そうしたらもう――
明日に引っ越すのはたくさんエネルギーがいる
使用済みの24時間を切り離して
心と体を充電して
重いまぶたを持ち上げなきゃいけない
今日もそれをやってのけた
昨日も一昨日もその前だって
大好きな今日とお別れして
最悪な今日から逃げるみたいに
目が覚めるまでに
明日に引っ越していく
嵐が来ようとも
嵐が来ようとも、壊れたり、流されたりしない、そんな家族を作らない?
...なんか、分かんないけど、君とだったら、僕はこの先すごく大変なことがあった時もさ、踏ん張れるんじゃないかと思うんだ。
例えば、何だろう。もし僕が大怪我したとして、生きるか死ぬかみたいになっちゃっても、どうにかして絶対戻ってくる。
ごめん、なんか無責任かな、これは。でも、そういう感じだよ。謎の自信が湧いてくるんだよ。
大事にしたいんだ、君のことすごく。僕がしたいんだよ。
君と一緒にいたい。この先どんな風に生きてっても、たぶん死ぬほど辛いことってあるんじゃないかと思うんだ。誰にでも。君にも僕にも。そういう時、君に横にいて欲しいし、僕も君の横にいたい。
まとまんないな、全然言えてない気がする...。
でもこればっかりは適当に終わらせたくないんだ。
ちゃんと言葉にしたい、僕の気持ち、君のこと大好きで大切だって、だから、聞いてくれますか?
お祭り
屋台が並んでて
人がたくさんいて
美味しいものの匂いがして
くじ引きの当たりの音がして
お囃子が聞こえて
神輿が通って
人混みは暑くて
迷子の子がいて
空は薄暗くなって
屋台はきらきら光って
酔っぱらいが歩いてて
浴衣のカップルがいて
小銭を落として
花火が上がって
煙のにおいがして
美味しいものは売り切れて
光はだんだん少なくなって
草むらにゴミが捨てられてて
小銭がちらほら落ちていて
涼しい風が吹いて
誰もいなくなって
あ、今年もお祭りが終わる。
「誰かのためになるならば」
誰かって誰?
そこに入る名前1つできっと大きく変わってくると思う
むやみな自己犠牲を美しいとは思わないし
何の感情も抱いていない見ず知らずの相手のために行動できる気はしない...
あの人のためになるならば
たぶん自分は頑張れる!
あの人のためになるのかもしれんが
まあちょっと、今はいいか...。
「なら」って言うくらいだからきっとそう容易いことじゃないんだよね。落ちてた紙くず拾うとか、ドアはきちんと閉めるとかそういうんじゃなくて。
こっちもちょっと頑張らないといけない何か。
「あっ、あの...チャック...開いてますよッ...」
「絶対に、飛び出したらダメって、言ってるでしょ!!?」
「やっぱり私さっきの君の言葉で傷ついた!!」
言いにくいし言う時辛いことっていっぱいありますよね!!
それでもホントに相手のためを思うとしたらみんな言う。
でもそれほどまでに思える相手もそう多くないわけで
誰かってレベルの不特定多数にまで使わなきゃいけないモンではないかな...