病室…

白くて何も色のない部屋。

その片隅で私は寝ている。

朝は、起きて外をながめている。

お昼は、外で皆が遊んでいるのをながめている。

私も、外に行きたいな。

夜は、寂しくて泣いている。

私は、いつまでここにいるのかな。

私は、いつになったら治るのかな。

私も、皆みたいに外に出たい。

明日、もし晴れたら…

朝起きて一番にカーテンとを開けて太陽の光を

部屋の中に入れたいなと思う。

それから、窓を開けて空気の入れ替えをしたい。

外には暑くて出たくないから家にいつもいるけど、

外の匂いがすごく落ち着くから窓から外を眺めてる。

明日も晴れるといいな。

だから、一人でいたい。

最近、誰も何もしていないのに

何故かイライラしてしまう。

私は誰かを傷つけてしまうかもしれないから。

澄んだ瞳の人は私に何かを語りかけてきた。

澄んだ瞳の人は一生懸命何かを語りかけてきた。

だけど、どういう意味なのか分からなかった。

何か大切な事を伝えようとしたのだろうか。

どんなに嵐が来ようとも…

心に傷ができようとも私は前に進む。

嵐が過ぎても素直に喜べず複雑な気持ちになるけれど

それでも私は前に進む。