病室。

何もしなくても苦しい。
ここに居たくない。
君のもとへ行きたい。

窓の外を見て届かない声で言う。

明日、もし晴れたら

そこら辺を散歩しようかな。
隣に君はいないけど。

他の人がいると、好きなものを選べない。
他の人がいると、好きなテレビを見れない。
他の人がいると、好きな人に連絡できない。
他の人がいると、自由にできない。

だから、一人でいたい。

あなたの澄んだ瞳の中に
私は映っていますか。

どんなに嵐が来ようとも、
あなたのところまで走り続ける。
あなたの心の天気を晴れにするために。