パラレルワールド

無数に存在する世界の
たったひとつの世界にしか居られない

どうせなら
全部ひとりじめできればいいのに

時計の針が重なって

ようやく2人になれたのに
時間は、皮肉にも平等に過ぎてゆく
どれだけ願っても

僕と一緒に

普段から、みんなの背中を見守るだけ
行く先に誰もいないと、後ろを振り返ってしまう

一緒に、って言うくらいなら
歩幅を合わせて隣を歩きたい

そんな人に出逢ってみたい

cloudy

cloudyと聞いて思い浮かべるのは、昼間のうとうとする授業中、真っ暗になっている窓の外。
曇りは案外好きだ。晴れて太陽がさすように暑いでもなく、雨が降り、湿気で髪の毛が落ち着かないでもない。雨が降るかもしれない、昼間なのに夜みたいに暗い。そんなワクワク感がどこかにある。
気分は上がらないが、本能的に喜んでいるみたい