第一章 虐め
虐め。
残酷な運命をもたらすようなものだ。
暴行を加えるだけで簡単に自殺させられる。
言動に気をつけないだけで簡単に自殺させられる。
「それをー結月に?」
「そう」
夏希は真剣に言う
燈も夏希の話を真剣に聞く。
奏音が言った
「まずは悪口から行こうよ」
「いいねー!」
ーーー
次の日の放課後 結月の前で
「結月ってさー!はっきり言ってぶりっ子だよね!」
「それなー!」
「てかキモいしねー!」
「…ひどい」
結月がいう。
「この男タラシが消えてしまえ!」
バグ
プロローグ
「特定の人だけが愛されるこの世界ってバグってるよね」
「結月だけ愛されてさ。」
「可愛いけど腹立つよね」
結月
そう。井上結月は学年1の人気女子で、可愛い。
性格はお淑やかの達人のような感じだ。
可愛いけどちょっとバグってる男たらしだ。
塾でもモテてずるい。
「そーいえば龍臣くん、2組の、いるじゃん?」
「うん」
「結月のこと気になってるらしいよ」
「えー嘘ー!」
「どおりで仲良いよね」
「ねー!めっちゃ攻めてるねー!」
龍臣くんこと渡邊龍臣は結月と同じクラスの男子で、かっこいいわけではなく、はっきり言って、バカ。
「あと2組の荒田くんも結月が好きなんだってー!」
「えーなんでそんなモテモテなんだろーう」
「私たちの方が自分磨きしてるのにね」
「結月を消す方法、知ってる。」
「なに?」
「私、結月の研究してるから」
「どうすれば消せるの?」
「いじめるの」
「えっ!?」
失われた時間
そんなの戻ってこないって!わかってるよ!
いま子供なんだが😇
うん、どゆこと🙃
初恋の日
それはよく晴れた日のことだった。
いつものように10時ごろに起きて地雷系メイクして地雷系ファッションで職場のメイドカフェに向かったているとき、転んでしまった。その時に助けてくれたのがその人だった。その人にはバレてなくてよかった。
リスカをしているということを