ハク (はくです)

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2/28/2024, 10:52:54 AM

「私、転校することになった!」
佳奈の発した言葉は衝撃的な言葉だった。
ーーー
「佳奈。放課後つきあってくれる?」
私は佳奈と一緒に街に行こうとした。
「懐かしくない?ここ。」
「…」
「佳奈、なんか言葉を発してくれ…」
「嫌にならないの?」
「嫌って、なるわけ…」
「何も言ってないじゃない!」
「私が転校するからって言ったのに言葉を発さないのはそっちでしょ!」
そう言って佳奈は風に揺られながら遠くの街に向かって行った。
ーーー
私が大学を卒業して病院に就職した頃だった。一人の不治の精神病と闘う同い年の人の担当医をすることになった。その人とはすぐ馴染めたもののある日正体に気がついた。その人は
「もしかしてなんですけど、佳奈…?」
「あ、はい」
「ゆい?もしかして。」
「うん。そう…ですけど。」
「「あっ!」」




恋星ゆい🥺

2/28/2024, 7:26:00 AM

現実逃避ってなんだろう。
よくわからない。
勉強をしないこと?
嫌なことを忘れること?
現実逃避というのはそもそも
      ひとりひとり違うものなのではないか。
私の現実逃避は学校に行かないこと
そして保健室にいること
クラスメイトから逃げること
でもそれは私だけの現実逃避
友達や他の人とは全く違う。
ー自分だけの、〝現実逃避″





クラスメイトから、同僚から、仕事から、勉強から…逃げて逃げて逃げまくって自分が成り立つ。
逃げることはきっと大事なこと。
逃げちゃダメな時もあるけど。
「にげていいんだよ」




恋星ゆい🥺