【星のかけら】
貴女は僕を小さく照らす
素敵な人です。
なのに時々貴方は
自分を蔑む。
だから僕は
貴方が落としていく欠片を拾います。
今は手が届かなくても
いつか届くその日まで持っています。
【追い風】
「俺、好きな人出来た…!」
『……え?』
私の好きな人に、好きな人が出来た。
『だ、誰が好きなの?』
「んー、内緒だぞ?」
彼の口から出た名前は、私ではなかった。
ずっと彼と私は一緒だった。
だけど彼は、恋愛としては見てくれなかったようだ。
「最近いい感じだと思うんだけど…やっぱ告白する勇気出ねぇ…!」
告白する勇気なんて、一生出なくていいよ。
そう思ってしまう。
けれど彼を見ていると、分かる。
私が彼を見ている目と、彼があの子を見ている目は、一緒。その目は、一生揺るがない想いが詰まってる。
もっと早く行動していたら、伝えていたら、未来は違っていたのだろうか…。
『頑張れって!男気見せろ!絶対成功するから!』
「…!」
「おう!おかけで勇気出たわ!」
「ありがとう!」
こちらこそありがとう。
恋の楽しさを教えてくれて。
そして、辛さも教えてくれて。
私は、あなたの追い風となるよ。
【君と一緒に】
君と街へ出かけたい。
君と楽しく話したい。
君と食事がしたい。
君と笑い合いたい。
君と一緒に、生きていたかった。
【幸せとは】
……幸せとはなんだ?考えれば考えるほど分からなくなってくる。
私にとって幸せに感じる瞬間を書こう。
・美味しいものを食べている時
・寝ている時
・こうして何かを書いている時
・好きな事をしている時
書いていて思ったけど、
やっぱり、何気ない日常を送れていたら、嫌な事あっても幸せだ。
人々と神様に感謝です。
幸せとは、定義できないものということで。
【日の出】
日が昇る前の空が好きだ。
青とオレンジのグラデーションが
私の心に日を差す。
後ろを向くと
まだ夜の街が見えるのもまた良い。
あっ、顔を出した。
「おはよう」