星　　　　　　　2025.3.11

彼と並んで見上げた満天の星
図鑑を読んで得た星座の名前を
誇らしげに教えてくれる

そんな彼の横顔が私の肩の付近にある
あと何年で追い越されるだろう？
ゆっくりでいいよ

満天の星たちに見守られながら
かたく手をつなぎ
家路に着いた

願いが一つ叶うならば　　　　2025.3.10

願いが一つ叶うなら
あの人に会いたい

音楽を聴く楽しさを思い出させてくれ
読書を始めるきっかけになってくれ
ライブに行きたいという夢を与えてくれた

願いが一つ叶うなら
あなたに伝えたい
人生が豊かになり毎日が楽しいです
あなたに会えてよかったと

嗚呼　　　　　　　　2025.3.9

苺パフェ

アンティークなガラスの器に盛られた
生クリームの塔を囲むように
カットされた苺が花びらとなって飾られている。
大好きなチョコレートとストロベリーアイスも
ちょこんと品よく添えられている。
眼福である。

そこに耳を疑いたくなる事実。
苺が無くなりましたので売り切れですとのこと。

嗚呼。。。残念すぎる。

秘密の場所　　　　　　　　2025.3.8


そこは坂の上の公園の駐車場
空が近く心を奪われてしまう

鮮やかなピンク色に覆われる夕焼け

車を停めて空を見上げる
家族のこと、仕事のこと、推しのこと
思いにふけるのにちょうどいい

ラララ　　　　　　　　　2025.3.7

誕生日。

ラララ〜と口ずさむような歳ではないけれど
家族がケーキを用意してくれ
同僚がハッピーバースデーを大合唱してくれ
父からはショートメッセージが届く。
ひとり、推しの音楽にどっぷり浸かり
好きな本を眺める。

恵まれてるなぁ。
みんなに感謝。推しに感謝。日々に感謝。