10/21/2024, 5:01:48 AM
えーと、まず。
インターネットはよくご利用になりますか?
あ、スマホで時々、ですね。承知しました。
では、単刀直入に申し上げます。
あなたの子孫は、残されるべきではないという結果が出ました。遺伝子的にも、後発能力の可能性の面でも、かなり低ランクです。
宗教団体の中では庇護対象だったのでしょうけれど、衰退する国家には不要です。
説明は以上です。
残念ですが、オスというだけで好き勝手に生きられた時代はとっくに終わっています。
インターネット、最後にご覧になりますか?
【始まりはいつも】
10/18/2024, 10:38:46 AM
このひと月くらい、体調が良くない。
倒れるほどじゃないけど、不安に思う程度には、正常から反れてる。
ようやくお出かけ向きの気候になってきたのにね。
とにかく、寝よう。
いっぱい寝よう。
秋晴れは、そのあと。
【秋晴れ】
10/14/2024, 10:58:14 AM
今日も月がきれいですね。
もうすぐ満月になる小さな欠けは、輪郭を滲ませ、のんびりとそよいでいる。
もう行くね、と跳ねた向こうに、金の波が広がる。
また会おうね、と手を伸ばす。
【高く高く】
10/13/2024, 2:46:01 AM
高校のころ。
バンド練習前にぼんやり校庭をながめていた時に、陸上部の顧問が水撒きしている風景を覚えている。夕焼けの、赤い景色だった。
熊谷市出身で、小さい男の子が二人いるパパ先生。
高校卒業して割とすぐに、病気で亡くなったって聞いた。
不思議と真っ先に思い浮かんだのは、残された幼い子どもたちのことだった。
赤い景色に立ったあの影を、彼らは一生知らないのかと思うと、巡り合わせの過酷さを痛感する。
【放課後】
10/6/2024, 10:40:58 AM
昨日は、通院の合間に神社へ行ったんだけど、思いがけず拒絶の気配を感じてしまった。
そんなときは、我が身を振り返る。
黄緑色の風を受けた日を思い浮かべて、ゆっくり頭を下げて。
落ち着いてから、また来なさいって。
【過ぎた日を想う】