お題 [1年後]
一年後、この話を書いている私は成人する。
私は何してるだろう?
受験に追われるのか、面接に追われるのか。
分からないけど、私が幸せならいいんじゃないか。
お題[日常]
ある夏の日、私は暇で仕方なくて散歩をしていた。
いつもの変わらない道なのかもしれないけれど、「変わらない」と言うのは日常であり、日常という物は平和の象徴なのかなと私は思っている。
いつかは分からないけれどおばあちゃんから『日常って当たり前にあるものじゃあないんだよ?』と教えられたことがある。
その言葉の意味がその当時は分からなかったけど最近はそれが少しずつ分かるようになっていった。
それが分かるにつれて、私は日常と平和というものを味わい、しっかり感謝している。
日常や平和は必ず当たり前に訪れるものではないのだから、私は日々を一生懸命生きようと思う。
お題[あなたがいたから]
新しい世界に飛び込みたかった私は前から興味のあった演劇という世界へ何も持たずに飛び込んだ。
劇団に所属して1ヶ月が経った頃に、ある上品で綺麗なあなたという女性に出会った。人見知りな部分があった私は、緊張してなかなか上手く話せなくてあなたと上手く会話が出来なかった。
でもあなたの演劇をしている姿や人と会話をしている姿を見ている度に私は「あなたみたいな人になりたい」と心の中で思った。
そして私はその日からいる場所や世界は違うのかもしれないけどあなたの後ろを追いかけ続けているのです。
いつになったらあなたに追い付くかは分からないけど、その日まで一生懸命生きようと思います。
お題は[相合傘]
6月20日、関東は雨。だが、私の心は晴れている。
何故かって? それは今、大好きなハムチーズクレープを食べながら帰っているから。
そんな自分にとっての幸せを噛み締めていると、前に相合傘をしている同い年くらいの高校生カップルがいた。その二人も幸せそうだった。
その瞬間に「青春」という言葉が頭の中に出てきたが、その度に自分の青春とは何で、どうあれば正解なのかを永遠に考えてしまいそうになり、それを考えないように必死にかき消した。
でも相合傘をするという行為が青春などは関係なしにして、幸せなんだろうなと思うと、また心が晴れた。
クレープを食べたい欲が満たされないから、コンビニに行ってまたクレープ買ってこよ。
お題[落下]
七月二十日、終業式のためだけに学校に登校する無駄な時間。本当は好きなことだけして夏休みを迎え入れたいのに。 そんなことを思いながらも、電車に乗り込む。
自分は電車に乗った瞬間に眠かったのか寝てしまった。
何かから目を覚ました自分は空にいて、どんどん下に落ちていく。周りには島々だけが見え、自分もそこに到達すると考えたその直後に目の前が暗くなった。
目の前が明るくなると、乗っている電車が最寄り駅の一つ前の駅に到着していた。
現実逃避が実際にはできないみたいで少しガッカリした。学校の終業式があるのは既成事実かあ。
あと少しだから今日も一日頑張りますか。