《 歌 》
歌はすごい
イヤホンから好きな曲をかけて街に出れば
目に映る景色が
自分だけの景色に変わるような
そんな気持ちになる
記憶と濃密に結びつき
その歌が流れた瞬間
懐かしい気持ちや
懐かしい映像が
頭の中にどっと押し寄せることもある
今の気持ちを変えたいと
明るい歌を聴く
今の気持ちのまま静かに浸りたいと
悲しい歌を聴く
歌はそっと自分の気持ちに寄り添ってくれる
誰かと歌声を重ねれば
カラオケでもライブでも
ものすごいパワーを生み出す
言葉にして伝えにくいこと
がんばれ!というエールを
想いを乗せて届けることができる
小学校の一年生の教室から
「これからはじまるあなたのものがたり
ずっとながく道はつづくよ〜」と
絢香の虹色が聴こえた時
その可愛いたくさんの歌声に
わぁ〜
これは何かのごほうび?
と思った
《 そっと包みこんで 》
大丈夫だよ
よくがんばったね
ありがとう
やさしい言葉はいくらでも
やさしい言葉は誰にでも
惜しみなく伝えたらいい
たったひとことに
救われることがある
そっと毛布をかけてもらったみたいに
あたたかくなることがある
《 昨日と違うわたし 》
昨日と今日と明日が
延々とつながった毎日の中で
昨日のわたしと今日のわたしが一番違った瞬間
それは“出産”でした
身体の中にいるもう1人が
日増しにその存在感を増し
ようやくその共同生活に慣れてきたところで
離れ離れになる
という不思議な感覚
1人から2人になって
また1人に戻るという経験
明日 我が子に「はじめまして」
わたしが母で
あなたがわたしの子だよ
という
ものすごく重大な初顔合わせがある緊張感
そんなことを色々想像した前日の夜の気持ちは
今でもよく覚えています
(ちなみにわたしは帝王切開だったので、
出産日が決まっていました)
そして
何より大きく変わったのは
わたしの人生において
わたしが一番ではなくなった
と、ふと感じたということ
これまでずっとつながってきた毎日で
こんなにも昨日と今日が変わったのは
はじめてだったと思います
《 Sunrise 》
雄大な ありのままの自然の姿に
人は心打たれる
水平線から日が昇る瞬間
富士山の頂上から ダイヤモンドのような光がさす瞬間
けれど
時に大地が大きく揺れ
滝のように降り止まない雨が降る時は
自然の力に恐れをなす
どちらも自然の力
ありのままの自然の姿
与えられたり
奪われたり
わたし達は常に
地球という大自然の上で
共に生きているのだ
《 空に溶ける 》
夕焼け空に
ピンク色がとけて
インディゴブルーも流れ込み
やなせさんの描く空がひろがった
きっとどこかで
アンパンマンが飛んでるね
あしたもきっと
いい日になぁれ