道化の小説

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2/12/2026, 11:20:45 AM

《伝えたい》

僕の中で君が隣にいることが
当たり前になっていた
君と別れて
君が隣にいてくれた
ありがたさを実感した

帰っても「おかえり」はない
散らかった部屋
一人で食べるご飯
会話のない1人の時間

愚かな僕は
今になってやっと気づいた
もう遅いけれど
君に「今までありがとう」と
伝えたい

2/11/2026, 11:53:46 AM

《この場所で》

最初はすぐになくなると思ってた
私は必要ないと思っていた
この場所

でも
少しずつ私の中で
何かが変わった

今はこの場所で
誰かの役に立ちたい

2/10/2026, 12:12:37 PM

《誰もがみんな》

あの子はみんなにチヤホヤされてて羨ましい
あの人はいつも笑顔で羨ましい
あの人は仕事が早くて羨ましい
あの人は気配りが出来て羨ましい
あの子は盛り上げ上手で羨ましい
あの子は気持ちを素直に出せて羨ましい
あの人は友達が多くて羨ましい
あの人は……あの子は……

誰もがみんな
誰かのないものねだり

2/9/2026, 12:09:09 PM

《花束》

向き合って言えなかった
言葉と気持ちを
花束に込める
色々な花を調べて
あなたにふさわしい花を送りたくて
あなたは博識だから
わかってしまうかもしれないけど
私なりに考えて作った花束を
言えなかった言葉は手紙にして

あなたと会う最後の日に
笑顔で
花束と手紙をあなたに

もうあなたには会えないけど
あなたの幸せを願っています

2/8/2026, 10:19:17 AM

《スマイル》

僕の笑顔はいつからか消えた
家での疎外感
学校でのいじめ
どこにも僕の場所はない
迎えてくれる家族も
一緒に過ごす友達も
いないのだ

僕の表情筋ではもう
笑顔にはなれない

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