9/16/2025, 10:38:30 AM
夜空に問いかけても
風はただ通り過ぎるだけ
答えはまだ
掌の中には降りてこない
だけど
待つこともまた旅の一部で
迷うことも未来のかけらで
静かな胸の鼓動が
次の一歩をせかしてくる
答えはまだ
けれど、歩いている限り
必ずどこかで
私を待っている
9/15/2025, 11:39:58 AM
窓辺をすべる景色が
やけに柔らかく揺れている
手のひらに残る余熱は
まだ「さよなら」を信じていない
汽笛に似た胸のざわめき
過去を振り返るたび
未来へ背を押されるみたいに
足音が遠くへ続いていく
旅はいつも 少し寂しく
それでも光を連れてくる
涙と笑みをかばんに詰めて
私はまだ 進んでいく
9/14/2025, 2:01:59 PM
君と見上げる月
淡い光が二人を包む
言葉はいらない
ただ隣にいるだけで、世界が静かになる
夜風が髪を揺らすたび
君の笑顔が揺れて
月の光に溶けていく
心の奥まで届く温もり
もし時間が止まったなら
この瞬間を永遠に抱きしめたい
君と見上げる月
それだけで、僕は幸せだ
9/13/2025, 2:23:17 PM
言葉の届かない
静かな隙間に
息をひそめた時間が
置き去りにされている
なにもないのに
なにも埋められない
その白さは
誰より雄弁に
私を映してしまう
指先で触れれば
壊れてしまいそうな
透明の余白に
まだ書けぬ思いだけが
漂っている
9/12/2025, 2:20:34 PM
台風が過ぎ去って
街はまだ眠りの中
折れた枝の間から
ひかりがゆっくりと射し込む
濁った空気に
澄んだ風が混ざりはじめ
水たまりには
青空が逆さまに揺れている
胸の奥のざわめきも
どこか遠くへ流されて
静けさのなかに
新しい鼓動が芽生えていた
――嵐の後に残るのは
壊れた景色じゃなく
次を生きるための
やさしい予感