暗がりの中で貴女が零す涙に
気づきたい、貴女から目を離したくない

土曜日の早朝は
散歩をするのが私の日課
少し余裕のある日は
カフェに寄ってみたり
そこで、紅茶の香りに包まれてみたり。

貴女の｢頑張れ｣で
どれほど頑張れた事だろう
貴女の｢大丈夫｣で
どれほど安心出来た事だろう
それはきっと、
未来の私と貴女の｢愛言葉｣に成ってくれる。

友達になりたいから始まって
恋人になりたいになる
その道のりは、遠回りで
そこには沢山の苦悩があった
だけど、それでも
貴女と友達のままでいたくなかった

本当は遠ざかっていく貴女の背中を追いかけたい
行かないでって言って引き止めたい
でも、私には引き止める勇気も
貴女の隣を歩く権利もなかった。