天国と地獄
土曜日に友達と朝マック
友達はものすごくお金持ち
何年か前に建てた家はモデルハウスみたいな家
つい最近は隣の土地を買って、そこも素敵にしてた
『旦那さんに
家は今までの誕生日プレゼント
横の土地はこれからの誕生日プレゼント
って言われた』
そう言う友達の顔は表情が抜け落ちてて怖かった
友達の子供達は『パパ死ねばいいのに』って平気で言う
地獄だなって思った
月に願いを
子供の頃は、どこにいても何をしててもどれだけ走っても、絶対に見える月が怖かった
たまにとても大きく見えて、オレンジ色に見える時はひたすら怖かった
いつからかな
夜空を見上げて、満月だったらラッキーって思うようになったのは
降り止まない雨
振られた時、泣きながら雨に打たれた事がある
ちょっとドラマチックな気分になりたかったんだろうな
思い返すとすごく恥ずかしい
あの頃の私へ
22歳
人生絶好調って思ってるはず
高校時代ファンクラブまであった人と付き合ってるから
寝顔を見ててもドキドキして、こんなに素敵な人と付き合うことが出来て、こんなに人を好きになることが出来るんだって心から思える幸せを噛み締めてると思う
けどね、その人はクズだから
超のつくマザコンで、
『俺ほどの男がお前と付き合ってやってる』って本気で思っててそれを言葉に出す人
仕事もしなくて、浮気されて搾取されまくる事になる
とにかく上辺の優しさに騙されず逃げて〜!!
って言いたい
間違いは、9年も掛かるけど友達と親が気付かせてくれる事になる
大丈夫、物理的に離れた場所で優しい人と幸せになれるから
何かの本に書いてたけど
相手のことが嫌いで、もう関わりたくないって思うことは余計に悪縁を深める事になる
関わりたくないなら
『私の知らないどこか遠いところで、幸せになってね』って願うといいって
きっとそうなんだろうなって思う
思うんだけど、どうしてもそう思えない
とにかく大切な人に会うための踏み台って思っておく