NoName

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7/30/2024, 10:18:42 AM

澄んだ瞳

透明な仕切りの向こうから見つめられる。
駄目だ。
こっちを見るな。
ウチでは飼えない。
そんな澄んだ瞳で見るな。

7/29/2024, 10:12:33 AM

嵐が来ようとも

大丈夫。
大丈夫。
あなたならきっと。
どんな嵐が来ようとも。
あなたなら乗り越えられる。
だから大丈夫。

7/28/2024, 11:09:11 AM

お祭り

数々の屋台が並び、多くの人が行き交っている。
近隣で一番大きな祭りだ。
毎年沢山の迷子がいる。
1人ぐらい見つからずに終わってもいいだろう。
迷子を見つけさえすれば、後は保護をするふりをすれば連れていくのは容易い。
キョロキョロと周りを見ていても、屋台や祭りの風景を見ていると思われ、迷子を探しているとは思われない。
これまで一度も気づかれていない。

7/27/2024, 10:11:49 AM

神様が舞い降りてきて、こう言った。

「君の願いを叶えてあげる」
神様が舞い降りてきて、こう言った。
願いなら色々とあるが、こいつは本当に神様か?
友達からのサプライズか?
テレビ番組のドッキリではないか?
新手の詐欺か?
本当に神様だとして、なぜ私の願いを叶えるんだ?
全人類の願いを叶えるのか?
少しの間に様々な事を考え、答えた。
「結構です」

7/26/2024, 10:31:34 AM

誰かのためになるならば

私には才能はない。
何をしても良くて人並みだ。
人格が良いわけでもない。
これまで誰かの役に立ったことなどない。
誰かのためになるならば、命を投げ出すべきだろうか。
そんな事はしたくない。
誰かのためになる為に、何をすべきだろう。
何もしなくて良いだろうか。
誰かのために行動したいなど、それほど思っていない。
誰かのためになるならば?
やりたい人だけやれば良い。

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