視線の先には

あの子が何かを見ている。
視線の先にはあいつがいる。
その視線を私に向けたい。

私だけ

1人だけ
並んでいるのは
私だけ
行列できると
思っていたのに

遠い日の記憶

私の中の1番古い記憶。
両親が泣いている私をあやしている。
記憶違いでなければ私は両親に愛されていたのだろう。
しかし両親は変わってしまった。
今の私は愛されていない。
私が何かしたのだろうか。
愛されなくなったキッカケに覚えはない。
この先私が愛される事はないだろう。
私にとって両親と共にいる事は苦痛でしかない。
愛されていた記憶がなければ、もっと割り切れるのだろうか。

空を見上げて心に浮かんだこと

散歩中、何気なく空を見る。
あの雲はわたあめの形だ。
向こうの雲は食べかけのわたあめか。
他の雲は…わたあめだらけだ。
雲の形からは色々なものを連想するものではないのか。
白くふわふわに見えるのだから、わたあめを連想するのは何もおかしくないが…
わたあめしか心に浮かばない自分に、少々幻滅する。

終わりにしよう

もう嫌になった
もう無理だ
限界だ
みんな私がいなくなっても気にしないよね
これで生きるのを終わりにするよ
さようなら