満たされない
満たされないんだよ
君の「好き」の言葉だけじゃ満たされない
満たされない
ハグだけじゃ足りない
もっと欲しい
Kissだけじゃ足りないから
欲張りだけど、「そんなところも好き」って言ってくれるって分かってるから。
僕は君の涙を見た日から決めていた。
1000年先まで守り抜き、1000年先も愛すと。
勿忘草ってなんだろう
君は誰だろう
どうして、君は泣いているんだろう
分からないな、どうしてだろう
どうして私は、泣いているんだろう
お話の解説
勿忘草の花言葉は「私を忘れないで」この話で言う「君」はそんな想いを持ちながら勿忘草を贈りました。ですがそんな思いは届かず、主人公は「君」のことを忘れてしまった。そんなお話です。
いつも君は、子供のような雰囲気を醸し出しているけど、ブランコに乗るとどこか儚い雰囲気を醸し出す。
そのまま消えたりしないでね。
今年こそはあいつを超える!!
「今年こそはお前を超えてやるからな!」
そう幼馴染、と言っても、仲が悪い腐れ縁的な仲だが、、、そいつから急にLINEが来た。
俺は昔からあいつより優れていた。学業の面も、運動の面も、人望も。あいつが俺に勝る所はひとつも無いと思っている。なのに、あいつはいつもいつも俺に勝とうと勝負したり煽ったりしてくる。結果はいつも俺の勝ち。あいつだってそんなに馬鹿じゃないはずなんだが、、、何度も何度も諦めず挑み続けるあいつが、俺は気になるようになっていった。
「お前には無理」
「出来るし!つか、勉強の方法とか無いの?」
「頭の中の無駄なもん全部消す。」
「そうしたら私全部無くなるんだけど」
「そうだな」
「納得すんな」
・
・
・
なんて、あいつが言ってそうな言葉を打ち込んでいく。わかってた。本当はわかってたんだ。
あいつがもう居ないことくらい、だからチャットアプリであいつと話してるみたいに打ち込んで満足しようと、心の隙間を埋めようとしてたんだよ、なんでだよ、俺の事追い越すんじゃなかったのかよ、馬鹿だな、お前はほんとに、
という夢を見た。