【どうしても…】

どうしても…
どうしても……
誰も
誰も気付いてくれないのー
僕は
僕は
ここにいるよ？
なんで
なんで
気付いてくれないの？
何をしても
何をしたとしても
誰も気付かない
僕は君達に
触れられない
君達がおかしいの？
それとも
僕がおかしくなってきまったの…？

あいつが
どうしても…
何しても見つからない！
また明日遊ぼって言ったのに
行方不明ってなんなんだよ
そこにいればいいのに

【まって】

待って！
待ってよ
君が居なくなったら
僕はどうなるのさ！？
行かないで
行かないでよ！

まって
まってよ
ぼくを置いていかないで
ぼくがわるかったよ！
行かないで！
いかないでってば

まって
おねがい
まってよ
いかないで
いかないでよ
ねえ
きいてるの？


最近だれかが
私を追って来る
走って来る
手紙もくる
怖い怖い怖い
なんなの
一体
誰なの
一体

【まだ知らない世界】

僕達はこの世界を
知り尽くしたと思っていた
でもまだまだ
知らないものがいっぱいだ
だからまだ未知の
まだこの世界は
知らない世界なんだって
実感するんだ

【手放す勇気】

僕には手放す勇気が足りない
でも君だけは手放した
僕は君だけは許さないよ
絶対に
絶対に
だって君が裏切ったんだろ
僕を見捨てて逃げやがった
なのに
なんで
なんで
微笑んでたのさ
後から知ったよ
そうだよ
助けを呼ぶために逃げたって
なんだよ
なんだよ
まるで僕が悪者じゃないか

【光輝け、暗闇で】

君は光。
僕の光。
僕は暗闇。
僕は
暗く狭く怖い暗闇。
誰も近寄らない。
君は
明るく広く優しい光。
誰をも浄化する優しい光。
君はどこでも光り輝く光。
君は僕に話しかけてくれた。


君の性格は
実に
興味深い。



ありがとうございました。
ほんとうに
ほんとうにかんしゃいたします。
あのひとのくらやみはきえさりました。
あなたのひかりはつよかったです。
でも
あなたのひかりはつよすぎました。
あのひとはかんぜんにきえさりました。
からだも
こえも
こころも
てあしも
いのちも
ぜーんぶ

君のせいで消えちゃったんだ。

【そんな…】

君はあいつが本当に
必要だったん　ですね。
でも
我々は
あなたの光に興味を持っています。
生きる目的を失ったあなたが
協力してくれると嬉しいのですが…

それはそれは！
ありがとうございます！
では…
また
来世の光で。
どうぞ
沈んで行く暗闇の意識の中で
光って、
永遠に届かない助けを求めながら
待っていてくださｲ。
さようナラ。
あいつと仲良くしてくださいﾈ。
end.