【向かい合わせ】
向かい合わせになると緊張します。
目を合わせればいいのか合わせなくてもいいのか分からなくて
目を合わせることも苦手で
どうしていいか分からなくなって
結局下を向いてしまう自分が嫌で弱いと実感させられます。
だけど君は向かい合うんじゃなくて隣で一緒に話しながら歩いてくれます。
決して前に行きすぎないで振り向かなきゃいけなぐらい後ろにもいなくて
今日も隣で歩いていくれます
そんなあなたが大好きです。
いつか向かい合わせで話したいものです。
【裏返し】
あるところに誰が見ても綺麗だというカードがありました。
ある日そのカードに触れて裏返そうとした人がいました。
「辞めときな」
「どうして?」
「綺麗なものほど裏側は汚いものさ・・・裏側を見てしまえばもう見てないときには戻れないよ」
そういう老人の言葉を聞き少し考えたが結局考えは変わらずに老人が帰ったのを見てカードを裏返した。
「・・・好きだ」
そのカードは誰が見ても殆どの人は汚いと言うだろう。
「僕たち似た者同士だね僕にとっては裏側のカード面の方が安心できるしありのままの面を見ているようで僕はこっちの方が好きだよ」
【さよならを言う前に】
駅のホームで最後の時間をすごす。
「今まででありがとう引っ越し先でも頑張ってね」
その言葉を最後に私は新幹線へと乗り込むすぐに窓から顔を出しさよならを言う前に僕の本心を言ってやろう。もうどうせ会うこともない奴だから。
「お前のこと死ぬほど大嫌いだ!!さよならもう会うこともないだろうけど」
そう言い終わると同時に僕は一方的に窓を締めた。
さよなら偽りの僕・・・おかえり本当の僕。
【鏡】
鏡ば自分を映してくれる。
表面の自分を
だけどね・・・
聞いたことがある
鏡に映るのは本当の自分とは少し違って
その場所の光の加減によって本当の自分は見えないしそれに鏡は自分を反対に映してるだけだからね。
決して現実と同じではない
だから
偽りの自分を見てあれこれ言ったり思ったりするのではなく本当の自分を大切にしてほしいと私は思う。
【赤い糸】
運命の赤い糸って良いものだって思ってる?
幸せなものだって
そんなの人間が考えただけのただの幻想だよ
実際幸せなのは人生でいうと一瞬だけで最後には必ず大きな悲しみが待ってる
一瞬の幸せを感じれば感じるほどね
そんな悲しみを待っているぐらいなら最初から関わらないほうがよっぽどいいのではないか?
とそう思う。
運命の赤い糸が繋がっていても関わらないって選択肢もあるのではないか?
だってそれが自分を守るために一番最適だと思うから・・・
まあ最後の悲しみを覚悟した上で幸せを手にするのならそれもそれで良いのかもしれない。
それは私がなにかとやかく言うことではない。
あくまでこれまで言ったことは私一個人の考えだから
自分の人生は自分できめろ・・・私はあなたの人生の責任なんて持てないから
『運命の赤い糸』・・・それは自分で決める人生の分かれ道だ・・・