谷折ジュゴン

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9/20/2024, 11:11:44 AM

「大事にしたい」

自分の言葉づかいに対して慎重になっている。

どんな言葉が相手にケガをさせてしまうのか。

どういう文脈で相手に読まれているのか。

厳密な確認は取れないのに、臆病になっている。

だから、全く書けないこともある。

だけど、この慎重さが自分の心を守っている。

書くものになるだけ角がたたないように、

これからも言葉に対する慎重さを大事にしたい。

9/17/2024, 10:56:12 AM

「花畑」

海側にひまわり。山側にコスモス。

その間を自転車で駆け抜ける。

夏と秋の境界線を走っているようだ。

ひまわりの弾けるような黄色は海の青さに映え、

そして、コスモスは深い緑の山を背景に

濃淡のあるピンク色の花弁を揺らしている。

まだ暑さが残る空気に金木犀の香り。

あのひとときが幸福であると、今も思う。

9/15/2024, 1:03:43 AM

「命が燃え尽きるまで」

明るく激しく燃え上がることもなく

ずっとくすぶったままでいいかもしれない。

ふとした時の赤々としたきらめき。

そのぬくもりを感じることができたら

それだけで十分だ。

9/10/2024, 2:14:26 PM

「喪失感」

ある日、ある時、突然に心が凍る。

大きく分厚く濁った氷の中には

絶対零度の感情が詰まっている。

氷が全て澄んだ涙になるまで

長い長い時間がかかるだろう。

その時間は空白のような感じがする。

だけど、少しずつ氷が溶けて

まわりが見えるようになったら

涙を悲しみを昇華してしまおう。

8/26/2024, 2:46:41 PM

「私の日記帳」

日記に憧れて買ったはいいが書くことがない。

○月○日 今日は日記帳を買った。うれしい。

○月△日 今日も日記を書いた。明日も書く。

○日□日
今日まで日記を書けた。
なんだか面倒になってきた。

○月○○日 もう日記をやめることにする。

私の日記帳はこんな調子である。
だから、買うだけ無駄なのだ。

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