~ひとひら

泣いている君の頭にひとひらの桜が舞い落ちた

春が終わる。

君の涙の訳にもいつか終わりがくる。

だから今は泣いていい。

~風景

君と見たこの風景

これ以上に綺麗な眺め

他にどこにあるのか教えて欲しい

とまで思うくらいに綺麗だった。

そんなある日ふとあの風景を見に行こうと足を運んだ

相変わらず綺麗だ。綺麗...なんだけど何かが足りない。




君と別れて今日がちょうど2年。

どんな風景も君と一緒にみたからどこも世界一綺麗と思えてた。





～今皆さんが見ている風景は綺麗ですか。?
風景が綺麗なのか、誰かと見るから綺麗と思えるのか。
それを決めるのも思うのも貴方次第です。

~君と僕

2人で行ったパンケーキが美味しい三丁目のカフェ

あぁまた行きたいな。

2人で見た桜、紅葉、イルミネーション

あぁまだ一緒に見たかったな。

2人で話した世界一しょうもない会話

あぁ幸せだったな。

これはまだ愛の意味すら知らなかった君と僕の恋の物語

~夢へ！

夢かぁ。

学生の時持っていた夢はいつの間にか消え

いつの間にか夢も希望も持てなくなっていた。

でも唯一ひとつだけ叶わぬ夢を持つとするのなら

猫になりたい。

そして自由に生きたい。

誰にも邪魔をされず、自分の行きたい場所に行きたい。

そんな馬鹿みたいなことを考えながら今日も眠りにつく

おやすみなさい。

~元気かな

当時好きだった彼の笑顔がふと浮かんだ

元気かな。

まだ愛の意味すら知らない17歳の儚い恋だった。