優越感など
最早皆無です
持ち合わせているものは
劣等感のみ
ひたすらに
劣等感を拗らせ
ひっそりと
ただただ
息を潜めて
存在を消す
其れがわたしです

わたしはかなり性格悪いです
腹黒いです
これ迄のことをずっと遡ると
自分のことが嫌いになります
気配を消していても
暫くするとついつい調子に乗って
悪いわたしがしゃしゃり出てきます
嫌いな自分をいっそ消してしまいたい
わたしの灯火は
いつもゆらゆらと
消え入りそうな小さなものかも知れません
それでも図太く生きています
この混沌とした時代で
図々しく潔く
恥を晒そうじゃあありませんか

ある人からのLINE1件が
戦々恐々とさせます
見た瞬間
みぞおち辺りに鈍い衝撃が走ります
何故こんなにもわたしを脅かすのか
また申し訳なさそうな
その態度に溜息を漏らしそうになります
内容は想像つきます
そう、息子からの無心です
早く卒業しとくれ！

再婚してからは
必ずパートナーが隣に
…居たんですが
最近は時々独りで遊びに
出掛けてしまうことも
あまりにも何時も一緒にいたので
なかなかに寂しいです
浮気とかではないのですが
居ないと何もしたく無くなると言いますか
なかなかエンジンが掛からない
でも
朝目が覚めると必ず
隣で優しい声を掛けてくれるあなた
「おはよう！」

そうだ、そうだった
今までのわたしの当たり前
甘え過ぎてたからか
すっかり調子に乗ってしまっていたのか
何か思うところがあっても
口には出さない
そんな当たり前
自分の中で消化してしまえば
相手に不快な思いをさせることは先ずない
もう何もかもいいのだ
思い出せかつてのわたし
何も言わないわたしに
やはり其れが一番お似合い