冬の札幌大通り公園
恋人同士の2人が
別れ際、
名残り惜しそうに
見つめ合っている
3秒、8秒…
まだ、見つめてる
しばらくすると
その2人は手を繋いで
歩き始めた
あれ、お別れじゃなかったの?
お互い
手には『手ぶくろ』を
はいたまま!
きっと手ぶくろ越しに
暖かさを感じてるのだろう
お幸せに…
まー
巷では
『変わらないものはない』
と言われるが
わたしは
『変わらないものはない』という
言葉の中にある意味こそ、
変わらないものだと思う
だって、
鎌倉の時代から
『祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり』
とあるぐらいだから
いま、
わたしは、もう一つの
変わらないものを
手に入れようと
挑戦し始めようとしている
残りの人生をかけて
まー
離れた友人からの
Xmasのメッセージカードを
手に取る
一瞬で読める文を
一文字一文字じっくりと目で追う
一方で
普段、話せない人に
思いきってXmasカードを送る
一瞬で読まれてしまうのに
なかなか文が定まらない
わたしなりに
クリスマスの過ごし方に
真っ直ぐ向き合う
心のおもむくままに
まー
Xmas
ある年、
子ども達の話題の中心は
サンタの存在
いずれ
子ども達は
サンタについて
知ることになるから
できるだけ、
先延ばししてあげたい…
と親心
子ども達は、
ただ真実が知りたいだけ!
サンタのためにお菓子とジュースを
テーブルにセット!
あとは、
寝たフリ作戦で
がんばる子ども!
真剣勝負!
それが『イブの夜』
まー
むかしむかし
小学生の子がいた
ある日、その子は
夜中に物音で目が覚めた
怖くて怖くて
おそるおそる薄目を開くと
そこには母親が…(何で?)
その子は
起きてることが
バレないように
また、静かに目を閉じた
翌朝、
枕元には「プレゼント』
その子は、母親に
『サンタさんから
プレゼントが届いたよ』
と、心から笑顔で伝えた
それから
数年間、その子の所には
毎年、サンタさんが
プレゼントを届けてくれた
めでたし めでたし
まー