「静かな夜明け」

それはまるで
この世にたった１人きりに
なったような静けさ。

とてもとても静かな時間。

朝を迎える前の
この時間が昔から好きだ。

だけど何でだろうね
朝になるのは苦手なんだ。

出来るなら
どうか明けないで。

「heart to heart」

難しいね。
なかなか出来る事ではない。

身内でさえ。
そんな人が何人いたかな。

「永遠の花束」

形あるものは
朽ちていく。

だが気持ちは
永遠と信じたい。

「やさしくしないで」

本当のやさしさとは
辛く厳しく誤解されるもの。

甘やかしとは
違うのです。

そのやさしさに
気付いた時はじめて
理解することでしょう。

気付く気付かないは
その人次第。

「隠された手紙」

それはたった１通の
直筆の手紙。

手紙と呼べるのかも
わからないような
走り書きメモのようなもの。

だけどその手紙は
私の棺に入れると決めている。