「隠された手紙」

それはたった１通の
直筆の手紙。

手紙と呼べるのかも
わからないような
走り書きメモのようなもの。

だけどその手紙は
私の棺に入れると決めている。

「バイバイ」

何となくだけど
迂闊に
言えなくなった言葉。

「旅の途中」

終わりなんてないよね。

ずっと旅の途中。

行き着く先は
わからないけど。

「まだ知らない君」

あの頃の自分に。

知らなくて良い事も
あるのです。

知らない方が良い事も
あるのです。

何もわからない事は
ある意味幸せな事なのです。

「日陰」

私には日陰が丁度良い。
照らされたくないんだよ。